
こんにちは。kazuyaです。
2021年に先代86からマイナーチェンジされ新型発売となったGR86。
そんなGR86ですが、初期型でエンジンブローが頻発するという問題があります。
今回は、GR86のエンジンブローの原因や、改善策について紹介します。
こんな方におすすめ
・GR86のオーナーでエンジンブローをさせたくない
・GR86でエンジンブローが起きてしまい、対策を求めている方
におすすめの記事となっています。
GR86の関連記事は以下の通りです。チェックしてみてください😁
結論からいうと、GR86のエンジンブローの対策は、油圧計を取り付けること、油圧が安定しなくなったらオイルパンを開けることです。
以下から、詳しく解説していきますね。
GR86エンジンブローの原因について
エンジンブローが起こる原因

GR86のエンジンブローの原因は、液状ガスケットを塗りすぎてストレーナーが詰まるということです。
簡単に説明します。
エンジンを組み上げる際に使用されている液状ガスケットが、必要以上に塗布されていて、サーキット走行でエンジンをレッドゾーンギリギリまで回した時に剥がれ落ちた分がオイルストレーナーに引っかかって、オイルをストレーナーから吸い上げることができなくなる。
という流れになります。
そのまま走行を続けると、油圧が上らなくてエンジンブローが発生します。
ポイント
・液状ガスケットの塗布しすぎで、剥がれ落ちた分が詰まりエンジンブローする
GR86のエンジンブローの対策は?
GR86のエンジンブローが発生する原因がわかったので、エンジンブローを防ぐ対策案を解説していきます。
エンジンブローを防ぐためにGR86オーナーが取るべき対策について
GR86のエンジンブロー対策には以下の2つの対策を取ることが大事です。
対策
① 油圧計を取り付ける
② 油圧が安定しなくなったら、オイルパンを開ける
以下から、詳しく解説していきますね。
対策① 油圧計を取り付ける

GR86のエンジンブロー対策には、油圧計を取り付けるということです。
上述したように、必要以上に塗布された液状ガスケットがはがれ落ち、オイルストレーナーからオイルを吸いあげることができずにエンジンブローを引き起こします。
オイルを吸い上げることができないと、油圧は上がってきません。
ですので、油圧計を取り付けることで油圧を管理することができます。
油圧が下がってきたと感じたらエンジンブローを起こす兆候ということが判断することができます。
対策
・油圧計を取り付けて普段から油圧をチェックする
対策② 油圧が安定しなくなったら、オイルパンを開ける

GR86のエンジンブローの対策の2つ目は、油圧が安定しなくなったら、オイルパンを開けるということです。
液状ガスケットが、オイルストレーナーを塞ぎストレーナーからオイルを吸い上げなくなったら油圧が下がり始めます。
ですので、油圧がある程度の数値を保っておらず不安定になった時は、オイルパンを開けることをおすすめします。
対策
・油圧計の数値が安定しなくなったら、オイルパンを開ける
GR86エンジンブローに対するメーカーの対応
GR86でエンジンブローが発生した際のメーカーの対応について解説していきます。
トヨタの対応について
エンジンブローした時は不安になりますよね。
トヨタの方に話を伺ったところ、高速道路走行時の明らかなスピード違反でのエンジンブローは保証の対象外だそうです。
ですが、街乗りでエンジンブローした際には保証の対象になるとのことでした。
また、GR86のオーナーの方ではサーキット走行をされる方も多いと思います。
サーキット走行 ➡️ 数日後街乗り ➡️ エンジンブローとなっても保証の対象になりますので、サーキット走行される方も安心できます。
ポイント
・街乗りやサーキット走行した数日後に街乗りし、エンジンブローでも保証の対象になる
もし、エンジンブローした時の対応が不安という方は、以下のリンク先からトヨタのお問合せページに飛ぶことができます。
https://faq.toyota.jp/category/show/34?site_domain=default
GR86エンジンブローのまとめ
ここまで、トヨタ・GR86のエンジンブローについて原因や対策を紹介してきました。
GR86のエンジンブローは、オーナーにとって大きな問題ですよね。
現在は、GR86のB型が受注停止となっており、C方に変わるという情報が飛び交っています。
もしかすると、B型からC方に変更される時に、エンジンブローの問題が解決されるかもしれないです。
GR86のC型が発売されたときは、少しでも安く購入したいですよね。
GR86の値引き額や、値引きのコツを以下の記事で紹介していますので、チェックしてみてください😁